グラスに近づけると、ふわりと立ち上がる華やかな香り。
カシス、グレープフルーツ、熟した桃。
香りは豊かなのに、飲んでみると、意外なほどすっきりとした辛口です。
少し珍しいブドウ品種「ショイレーベ」の面白さを、気負わずたっぷり楽しめる一本です。
【店主がこの一本を選んだ理由】
最初に惹かれたのは、その香りでした。
白ワインなのに、カシスを思わせる少し不思議な果実香。そこに柑橘や桃の明るい香りが重なり、グラスを近づけるたびに違う表情を見せてくれます。
これほど華やかなら甘口かと思いきや、飲み口はすっきりとした辛口。
この心地よい意外性が、ショイレーベの面白さです。
難しく考えずに楽しめるのに、ほかの白ワインとは明らかに違う個性がある。
店主が「この驚きを紹介したい」と思えた一本です。
【味わい】
カシスやグレープフルーツ、黄桃、アプリコットを思わせる、明るく華やかな香り。
口に含むと、みずみずしい果実味と軽快な酸が広がり、後味はさらりと辛口にまとまります。
香りは華やか。
飲み口は軽やか。
1,000mlという少し大きなボトルですが、むしろこのサイズがうれしく感じられる、自然に杯が進む味わいです。
【こんな日・気分に】
・いつもの白ワインとは違う一本を飲んでみたい夜
・華やかな香りに気分を委ねたいとき
・難しいことを考えず、ゆっくり杯を重ねたい休日
・二人以上で、気軽に一本を囲みたい時間
・「この香り、何だろう」と会話が始まるワインを選びたいとき
【このワインならではの背景】
ショイレーベは、1916年にドイツで生まれた、リースリングを親に持つブドウ品種です。
カシスを思わせる個性的な香りと、心地よい酸を備えているのが特徴。
甘口に仕立てられることも多い品種ですが、この一本は、華やかな香りを残しながら辛口に仕上げられています。
造り手は、ドイツ・ファルツ地方の家族経営ワイナリー、テオ・ミンゲス。
ドイツを代表する優良生産者団体VDPに加盟し、環境に配慮したオーガニック栽培を実践しています。
目指しているのは、飾りすぎず、土地とブドウの個性を素直に表現したワイン。
ショイレーベは、造り手自身もお気に入りに挙げる大切な品種です。
華やかだけれど、気取らない。
個性的だけれど、自然に楽しめる。
テオ・ミンゲスらしい、心地よい一本です。
【ワインの詳細】
生産地:ドイツ プファルツ
生産者:Weingut Theo Minges(ヴァイングート・テオ・ミンゲス)
タイプ:白ワイン
味わい:辛口
ぶどう品種:ショイレーベ100%
容量:1,000ml
栓:スクリューキャップ
飲み頃温度:7〜10℃